豊かな生態系

一年中イルカの群れを観察できる貴重な地域として知られる天草は、多様な海底地形と豊富な自然環境に育まれた豊かな生態系が魅力です。

天草のイルカは定住性

天草の観光の目玉として人気が高いイルカウォッチング。海洋を広く回遊することが多いイルカですが、天草にいるイルカは定住性。一年を通してイルカウォッチングが楽しめるのは、とても珍しいことです。その理由として考えられているのが、天草の起伏に富んだ海底。複雑な海底地形によって、小アジやイカなどイルカの餌になる魚類が豊富なのです。
ししぼえみさきとかいいきこうえんの写真

(8)獅子吼岬と海域公園(ししぼえみさきとかいいきこうえん)

牛深港から発着するグラスボートによる遊覧で、日本奇岩百景の獅子吼岬を見ることができます。この岬は約300万年前の鹿児島県長島の火山活動で噴出して火山砕屑物(かざんさいせつぶつ)からできており、風化浸食により現在の形となりました。海中にはサンゴや熱帯魚を見ることができます。
【所在地】天草市牛深町
【天草誕生のストーリー】第3章
ながうらじまのはくせんしおまねきせいそくちの写真

(27)永浦島のハクセンシオマネキ生息地(ながうらじまのはくせんしおまねきせいそくち)

松島町の永浦島周辺は日本有数のハクセンシオマネキの生息地。このカニは体長約2cmで、オスは片方に白く大きなハサミを持っています。6月から8月まで干潮時の干潟で大きなハサミを盛んに振るオスの姿を見ることができます。
【所在地】上天草市松島町
【天草誕生のストーリー】第4章

※ハクセンシオマネキを見ることができる時間帯は、潮汐表でご確認ください。
ハクセンシオマネキ【潮汐表30年11月】(PDF)
ハクセンシオマネキ【潮汐表30年12月】(PDF)
しらたけしっちの写真

(32)白嶽湿地(しらたけしっち)

白嶽と鋸岳(のこぎりだけ)に挟まれた標高280mの谷地にできた湿地。湿地周辺には観察道が整備され、日本一小さいハッチョウトンボや日本一大きなオニヤンマなど約50種のトンボと、南方系シダ植物ヒモヅルなどの希少植物を観察することができます。
【所在地】上天草市姫戸町
【天草誕生のストーリー】第4章
みなみはんどういるかのせいそくかいいきの写真

(37)ミナミハンドウイルカの生息海域(みなみはんどういるかのせいそくかいいき)

天草下島と島原半島の間にある早崎瀬戸(はやさきせど)に生息するミナミハンドウイルカ。約200頭が、海底地形が複雑なこの海域に住み着いています。海峡と生態系について学べるイルカウォッチングは、天草の観光レジャーとして大人気です。
【所在地】天草市五和町の沖
【天草誕生のストーリー】第4章