天草地区公民館からの依頼で、先週土曜日に開催された天草中学校文化発表会の中で出前講座を行いました。

題して「天草は恐竜の島」。

師は御所浦白亜紀資料館の学芸員が務めました。

今年7月に記者発表した大型肉食恐竜の歯の化石について、発見地の天草町でお話ができる良い機会となりました。

※7月の記者発表の様子はこちら→7月5日付けの日記へ

※歯の化石の詳しい説明はこちら→御所浦白亜紀資料館のホームページへ(7月5日付けの重要なお知らせ)


当日は化石の現物の展示も行いました。

天草中出前講座1

準備の時から興味津々の生徒・先生たちや、地元の方がのぞき込みます。

まだ講演前なのにたくさん質問されました。

天草中出前講座2

お客さんもたくさん。頑張れ!K学芸員!


講演時間は40分ほど。

天草中出前講座3

化石が発見された地層の説明、なぜ大型肉食恐竜と推定できるのか、などなど解説しました。

皆さん真剣に聴いているな~と思っていたら、続いての質疑応答で次々と手が上がってびっくり。一般の方からも質問がありました。

天草中出前講座4

なぜ化石の発見は貴重なのか、恐竜に羽毛はあったのか、化石から雄・雌の判定はできるのか、等々。

K学芸員によると、最新の研究内容に迫るような質問ばかりだったそうです。

もしかしてこの中から、将来の恐竜の研究者が出てくるかも!?


出前講座後は昼休みとなりましたが、ほとんどの方が展示した化石をご覧になってから、昼食を取りに出られました。

天草中出前講座6 天草中出前講座7

昼食後は生徒たちが来て、珍しそうに見てくれました。

みんなのお家の下にも化石が埋まっているかも・・・?

天草中出前講座8 天草中出前講座9

ある先生からお聞きしましたが、職員室でも講演のことで大盛り上がりだったそうです。


ジオパーク推進協議会は、いつでもどこでも出前講座を行います。学校の授業にも駆けつけます。

恐竜のこと、地層のこと、そしてもちろんジオパークのこと!

ご希望の際は、事務局までご連絡ください。お待ちしています!



天草ジオパーク推進協議会では、学校の活動でジオサイトを見学するときの交通費(移動費用)の助成を行っています。

今回は牛深東小学校の授業を紹介します。


牛深東小学校は3年生の総合学習での利用でした。

見学したジオサイトは、苓北町の「富岡の砂嘴・砂州」と、天草市本渡の「祗園橋」です。

講師は、当協議会の学芸員を派遣しました。


午前中から苓北町の見学してきた皆さんは、昼食の後、本渡にやってきました。

バスでの移動だったので、祗園橋の近くの天草文化交流館でバスを降りました。

そこから祗園橋に行くかと思いきや・・・

牛深東小1

まずは八坂神社の勉強から。

牛深東小2

そして階段を下りて祗園橋へ。

牛深東小3

祗園橋ではじっくりと橋を観察しながら、解説を聞きます。

ちょうど潮が引いていた時間帯で、川底の岩盤も眺めることができました。

橋脚の向き(角度)が上流側と下流側で違うとか、久玉町の眼鏡橋との石材の違いとか、そもそもなぜ町山口川のこの場所に祇園橋が架けられたのか・・・

引率した先生も、大きく頷かれていました。

牛深東小4 牛深東小5

橋を渡ってさらに解説、質疑応答。たくさんの質問が飛び交いました。

牛深東小6

学校に帰ってから上手にまとめることができるかな?


当協議会では、見学支援事業や出前授業の申請を、随時受け付けています。

派遣する講師の都合もありますので、申請をお考えの学校は早めにご相談いただけるとありがたいです。

授業や部活動などの学校活動でご利用ください。

☆「ジオサイト見学支援事業」の案内はこちら

☆「出前授業」の案内はこちら

(当HPの「お知らせ」に移動します)


昨日は雨が降っていることは知っていましたが、朝からずっとポルトの中で仕事をしていたので、そのひどさには気が付きませんでした。

ところが昼を過ぎると、県の防災情報メールや天草市の安心安全メールが、次々と携帯に届きます。

大雨警報やら、○○川が避難判断水位に達したやら、土砂災害警戒情報が発表されたやら。

どこそこでは道路が冠水したという情報もあり、「あれ?もしかして外は想像以上にひどい状況なのでは?」と窓から眺めていると・・・

「祇園橋にふとか木が引っかかっとるぞー!」

という一報が、文化課に飛び込んできました。(天草市文化課もポルトの中に事務室があり、私たち協議会事務局のお隣さんです。)

祇園橋は文化財指定されており、普段の管理は文化課が担当しています。

町山口川が増水するときは、いつも橋脚に上流から流れてくる木の枝が溜まるので、文化課の職員もちょうど様子を見に行こうとしていたところへの一報でした。


現場に駆け付けてみると、濁流、濁流、濁流!川の水がゴウゴウと音を立てて流れていました。

祇園橋ゴミ撤去1

↑この写真の左側の方(の橋の向こう側)に「ふとか木」が引っかかり、さらにそこに細かい枝葉がたまってしまったようです。

祇園橋ゴミ撤去2

橋の上にいるのは文化課の職員です。

このときはすでに雨は止み、引き潮でしたが、この水の勢いではあふれてしまいそうだったので、応急処置として目につくものは下流に流しました。

祇園橋ゴミ撤去3

これが問題の木ですが、なんとかつっついて、うまいこと橋脚の間を流すことができました。

とりあえずホッ(;´-`)=3


こちらは今日の正午ごろの祇園橋の様子です。

祇園橋ゴミ撤去4

川の濁りも大分薄くなりましたが、まだ流れは少し速いようです。

そして橋脚にはやっぱりいろいろと溜まっています。これらは改めて除去作業を行うそうです。


今回の大雨については、昨日の夕方から今朝にかけてテレビ等でも報道されました。

自動車や住宅の浸水もあったようで、被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。

今回は緊急作業ということで、職員が現場に駆け付けましたが、皆さんは増水した河川には極力近づかないようにご注意ください。




ギャラリー四季で出張展示していた恐竜絵画コンテスト作品展は、昨日をもって終了しました。

ご覧いただいたみなさま、ありがとうございました。

いつも以上に多くの方のご来場があったようで、嬉しい限りです♪


今日は、撤収作業。

ギャラリー四季撤去1

作品を壁に貼るときは1日がかりでしたが、剥がすのはあっという間。1時間ほどで終了しました。

次の企画は、御所浦町出身の森田国七氏が、旧御所浦町に寄贈した絵画を展示するそうです。

ギャラリー四季撤去2

さて、この恐竜も解体しなきゃ、と思っていたのですが・・・

なんと!好評につき、もうちょっと置いててもいいよ、とのこと。

ということで、歴代の最優秀作品とともに、引き続き展示することになりました。

もう少し、プロバクトロサウルスに会うことができますよ~


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【お知らせ】

『天草市秘蔵コレクション展』は、9月27日(水)をもって終了しました。

現在は、別の展示を行っています。

詳細は、天草市文化課にお問い合わせください。

なお、ギャラリー四季は木曜を除いて毎日開館しています。

以下は、この日記を掲載した当時の情報です。(9月29日追記)


『天草市秘蔵コレクション展』

※入口側のスペースで、恐竜の骨格標本と、恐竜絵画コンテスト歴代の最優秀作品の紹介をしています。

(恐竜の展示は26日(火)までの予定)

期間:9月22日(金)~10月4日(水)※9月27日(水)で終了しました。

開館時間:午前10時~正午、午後1時~午後4時30分

場所:本渡中央銀天街内「ギャラリー四季」(天草市中央新町6‐15、高良寿司となり)

入館料:無料


天草ジオパーク推進協議会では、天草地域の小学校・中学校・高校を対象とした見学支援事業を実施しています。

事業の内容は、学校の活動でジオサイトを見学する際の移動費用を助成するというものです。

今日は栖本中学校がこの事業を利用した時の様子をご紹介します。

栖本中学校は1年生の総合学習で利用されました。総合学習では地域のことを学習していたそうですが、今年は栖本だけではなく海を隔てた御所浦についても調べることになったそうです。

今回の見学支援事業の助成内容は、栖本から御所浦までの移動のための貸切船料と、御所浦のジオサイトを見学するための貸切船料でした。


この事業では助成を受ける条件として、事前学習を1回以上受講する必要があります。

栖本中1

講師は協議会から派遣しました。(ちなみにこの時の講師料や講師の旅費は無料です。)

授業の内容は、ジオパークの説明はもちろん、栖本のジオサイトや地質の話、見学する御所浦についての解説もありました。

1時間の授業に収めるにはなかなか盛りだくさんの内容でしたが、生徒たちはついてこれたでしょうか?


次の日はジオサイトの見学です。

貸切船で御所浦に渡り、まずは御所浦白亜紀資料館へ。

栖本中2

特別展期間中だったこともあり、資料館の見学と化石採集体験もこの日の活動内容に組み込まれていました。

栖本中3

地質や化石については事前授業と同じ内容の説明もあり、より深く理解してもらえたのではないかと思います。

見学の次は化石採集体験です。

栖本中4 栖本中5

約30分の採集活動でしたが、生徒たちは化石を見つけては、次々と学芸員に「これは何の化石ですか?」と尋ねていました。ひとり1個は何かしらの化石を持ち帰ることができたようです。(本当に御所浦は化石がよく採れるんですね。)

お昼休みの後、午後からジオサイトの見学を行いました。2班に分かれて貸切船に乗り込み、御所浦のジオサイトをめぐる90分間のクルージングです。

栖本中6

船上では御所浦ジオツーリズムガイドの方がガイドを行いました。(ガイド料は有料ですが、見学支援事業の対象外のため、学校の自己負担となります。)

生徒たちは現地を訪れることで、御所浦という地域の特色や栖本との違いを、肌で感じることができたのではないでしょうか。

見学支援事業のプログラムは、事前学習→現地見学で終了ですが、学校の授業としてはこれからも続きます。引率された先生からは、今後の授業にも来てほしいというお話があり、後日正式に事後学習への講師の派遣依頼がありました。


当協議会では出前授業だけの依頼も受け付けています。

「天草の地質と災害の関わりについて学びたい」

「地層と化石について授業をしてほしい」

「天草の魅力を子どもたちに知ってもらいたい」

などなど、ジオパークの観点から講義を行います。

授業や部活動などでご利用ください。

☆「ジオサイト見学支援事業」の案内はこちら

☆「出前授業」の案内はこちら

(当HPの「お知らせ」に移動します)


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